生活上の注意事項
(1) 風邪、インフルエンザの予防とワクチン
間質性肺炎はカゼやインフルエンザなどをきっかけに、急速に悪化することがあります。したがって、まず、体調を崩さないようにしてカゼをひかないように十分に気をつけることが大切です。また、インフルエンザのワクチンを毎年接種することも重要です。なお、ステロイドホルモン剤を大量投与中または大量投与直後は自己免疫機能が弱っているためワクチンに対応してインフルエンザの抗体が体内に生成しない場合があります。
また、かぜの一般的な注意になりますが、「手洗いとうがいを励行」、「室内の加湿と換気をよくする」「規則正しい生活と休養」「人ごみへの外出を控える」ということを、特に冬場は気をつける必要があります。
なお、私のお勧めは本HPの「食事、健康法と代替療法」の項に書いた鼻うがいと引きはじめのユーカリオイルです。ユーカリオイルはお風呂に数滴入れたり、外出時ユーカリオイルを数滴おとしたハンカチを持ち歩いて時々嗅いでみるのがいいと思います。
(2) 精神的、肉体的ストレスの回避
仕事も含めて日常生活上の活動については、とくにしてはいけないことはありません。自分の体と相談して、無理のない範囲で自由に活動できます。疲れないように休憩をとりながら動くことが大切です。一般的には、精神的、肉体的ストレスのかからない生活をする、というのが慢性疾患と上手に付き合っていくコツです。もちろん、家族の方の暖かいご理解が不可欠なのはいうまでもありません。
(3) 食事
食事についてですが、私は自己免疫疾患の原因の一つに食事があると考えています。私のお勧めの食事については本HPの「食事、健康法と代替療法」の項をご覧になってください。
なお、一般的には、暴飲暴食はやめ、お酒を飲む人は「ほどほど」にしたほうがいいようです。なお、ステロイド薬自体が、その副作用として糖尿病や高血圧など病気を引き起こすため、これらの病気が悪化した場合は薬を使いにくくなります。なお、ステロイド投薬中は、薬の影響で脂肪が体につきやすくなるためカロリー、脂質を抑えた食事を心がける必要があります。
(4) タバコ
タバコは必ず止めた方がいいようです。タバコは肺に悪いわけでなく、心臓病の危険因子、リウマチ発症の危険因子でもあります。また、特発性間質性肺炎の中のDIP、RB-LIBと言うタイプの発症と喫煙と非常に高い関係があります。
(5) 再発、悪化かな?
症状がなければ3ヶ月とか半年に一度でかまいませんが、主治医の先生には定期に受診しレントゲンを撮り、一旦治癒した人は再発していないか、慢性型で安定期にある人の場合は肺の線維化が進んでないか、それから症状に変化がないかどうかを診ていただくことをお勧めします。
なお、少しでも再発あるいは悪化の兆候が認められたら、できるだけ早く主治医の先生に相談するのが一番です。
なお、つぎのような時は要注意です。
発熱、息切れや呼吸困難がいつもより強い、咳がいつもよりよく出る、痰の色や量がいつもと違う、息が吐きにくい,脈拍がいつもより早い、動悸がする、胸が痛い、急に体重が増える、顔や足がむくむ、唇や爪の色が紫色になる